このエントリーは、第15回以降の国家資格キャリコン論述・面接試験対策の各講座を、「論述・面接試験MIX講座」(以下「MIX講座」)として実施する内容と、MIX講座のモニターを募集することについて、ご説明しています。

キャリ魂塾では、「論述・面接MIX講座」モニター受講生を募集します。

キャリ魂塾では、11月1日の第15回キャリコン論述試験実施後、これまで別々に行っていた、面接・論述試験の各対策講座を統合した、新「面接・論述」試験対策講座について、時間配分や使用教材の変更など、徐々に構成を固めてきました。

しかしながら、今の段階では非常にハードな講座になっており、正直に言って、受講生がついてこれないのではないかと心配になっている部分もあります。

また、新答案用紙を用いることで、全く埋められない自分自身に気づき、これまでの養成講習での講義は何だったのか、と愕然とすることもあるかもしれません。

しかし、第16回試験まで、もう4か月しかありません。

一刻も早く、新論述試験への対応を支援するために、キャリ魂塾では、新論述試験に対応した「論述・面接試験MIX」講座のモニターを募集することとしました。

この「MIX講座」では、養成講習の指導では難しい、様々な観点から「受験生のキャリアコンサルティングにおける『言語化力』の向上に取り組みます。

1行を45文字以上で書く。

これまでキャリ魂塾では、論述試験対策として、「35~40文字以上」とお伝えしてきました。

そして、これまでを振り返ると、35文字以上であっても、6割以上を狙える採点評価(特にヒトケタ回)だったと捉えています。

しかし、第15回論述試験以降は、45文字以上が必要になったと、強く感じます。

それは、これまでキャリ魂塾が危惧してきた、「受験生の言語化力の弱さ」をまさに突いてきた出題形式変更と考えられるからです。

言語化力アップを目標に、オリジナル解答用紙の様式を変更!

第15回論述試験で問われているのは、「要約」、「見立ての根拠の明示」、「応答の意図の説明」…

換言すれば、どれだけ「自らのキャリアコンサルティングを言語化し得るか」。

そう、新論述試験で問われているのは「自らのキャリアコンサルティングにおける言語化力」です。

この協議会からの「問いかけ」に対して、キャリ魂塾では、例えば一つのアンサーとして、これまでの論述模擬試験でも使用してきた、オリジナル答案用紙を変更しました。

第16回以降の実技試験対策講座では、下記のような新答案用紙を使用します。

これにより、受講された方は「必ず」90文字に到達するまで、マスを埋めることを意識して文章を書くことができます。

これまでも、本試験で使用する答案用紙を元に、オリジナル答案用紙をご提供してきましたが、今後は何よりも「時間内に」「1行につき45文字以上」という2つのポイントを意識した「自らのキャリアコンサルティングの言語化」と向き合う、答案演習を行って頂くことになります。

養成講習と協議会の考えるキャリアコンサルティングの乖離を修正する

2020年10月30日、協議会自身が2級ロールプレイ面接動画を提供し始めました。

その中では、例えば

・相談者に対し、(相談に来るまでに)誰か相談したかの確認を行う
・相談者の婚約に対し「おめでとう」を言ってもよい
・相談者は饒舌に話すこともある

といった情報が提示されています。

しかし、養成講習での指導はそれぞれ

・相談者は誰にも相談できないから来たのであり、誰かに相談したかを尋ねてはならない
・相談者の昇進、結婚等に対して、「おめでとうございます」と言ってはいけない
・相談者はしゃべってくれないものである

など、実務とも試験とも、完全に乖離した指導が行われているケースがあります。

当然、キャリ魂塾では、このような実務的にも試験的にも誤りと考えられる指導を否定してきましたが、今回、協議会の提供した動画によって、キャリ魂塾のメソッド、指導が全て正しかったことも明らかになりました。

養成講習の指導を素直に実践してこられた方には、大変申し訳ないと思います。

しかし、私自身も養成講習を受講したのです。

その当時の経験から、今の養成講習カリキュラムは、協議会の考える「キャリアコンサルティングとの乖離」が非常に大きい。

もっと言えば、実務的でもない。

そう痛感したからこそ、キャリ魂塾を立ち上げた経緯があります。

しかし、いまだに養成講習の指導は、実際に行われている試験、実務での対応について、頑なに目を背けたものとなっており、それだけでは合格の妨げになっているだけでなく、実務的な観点からも、クライエント対応として不十分なケースですらありえるのです。

これは、「私が受講した養成講習機関」への苦言でもあり、決して誹謗中傷ではありません。

そもそも、養成講習の指導が試験的・実務的に万全であれば、キャリ魂塾の「受験対策指導」など、受験生から見向きもされないはずです。

養成講習機関は、20万円を超える大金を受け取っている自覚を持ち、受講生からの批判を非難中傷と耳を閉ざすのではなく、真摯に、それこそ「耳を傾ける」べきではないでしょうか。

キャリ魂塾の新「論述・面接試験」対策MIX講座モニター募集スタート!

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