このエントリーでは、キャリコン学科試験対策として、「令和3年版自殺対策白書」の出題可能性の高い論点を解説しています。

令和3年自殺対策白書のポイント

令和3年11月2日、令和3年自殺対策白書が厚生労働省サイトにアップされました。

ダウンロードしたい方は、↓でどうぞ。
令和3年版自殺対策白書

しかし、この自殺対策白書、「一括ダウンロード」がないため、わざわざ章どころか節ごとにダウンロードしなければなりません。

相変わらず、お役所仕事ですね。利便性とか何も考えていません。

そんなわけで、一つ一つクリックしてチェックするのはキツい…そんなあなたのために、キャリコン試験に出題されそうな論点のみをピックアップしておきました。

1.自殺者数の推移

まずは、自殺者数の推移です。

男女とも、平成15年をピークに減少し、2019年には男女合計で19,425人と、2万人を割り込んでいます。

こういった数字は、ざっくりでいいので必ず押さえておいてください。

2.原因・動機別自殺者数の推移

次に、原因・動機別自殺者数の推移です。

押さえておくのは、平成19年度以降のみで十分。キャリ魂塾はムダに覚える範囲を広げず、ポイントを絞ることをおススメしています。

3.職業別自殺者数の推移

こちらは職業別の自殺者数推移です。

無職の方の自殺者数が最多となっている点は、要注意です。

4.年齢階級別の自殺者数の推移

最後は、年齢階級別の自殺者数の推移です。

最も多いのは、60歳以上となっていますね。
中年の危機などで、40~50歳代が多いと思っていたり、また年齢が若い方の自殺がニュースになることも多いですが、調査とイメージのギャップがある場合は注意しておきましょう。

(以上、出典は全て厚生労働省:令和3年版自殺対策白書